結論から言いますと、たいていの大学では必要ないです。
これは過去問などをみているとよくわかりますが、いわゆる地方国公立レベルからは教科書の考え方、解き方で十分です。
むしろ余計な知識を詰め込むので時間の無駄になってしまいます。
ですが、いわゆる最難関大学はわけが違います。
複雑な関数で表される力が運動方程式にでてくる、などということは日常茶飯事です。
こういった事象を解析しろという問題が出ます。
そのときに定性的なところだけを追っていてもできないことはないでしょうけど限界が来ると思います。
ですから、定量的な議論が必要となります。
たとえば東工大では1階の微分方程式についての知識が要求されたことがあります。
そのレベルまできています。
物理で得点を取りたい人はぜひ習得したほうがいいです。
実際どうやって勉強したらいいんだよという質問が来そうです。
いちばんは予備校、つまり駿台にいくということです。
私も駿台に通ってわかりましたが、さすが大手の講師でどこまで微積で押していくかというラインがよくわかっています。
微積の物理は強力な武器ですが、使わないほうが簡単に解けるのに…という問題もあります。
実際の試験ではいらんことをする時間はありません。
つまり、必要十分の知識だけつけろということです。
なので、大学の教科書とかは話になりません。
そういうことじゃないんで。
予備校のテキストと予備校の授業がいちばんいいと思います。
ただ、どうしても予備校には行けないという人は青本がおすすめです。
それをおっかけるだけでも十分な効果はあるかと思います。
同様の理由で駿台の模試もいいです。
じっくり復習すれば力がつくでしょう。
ただ、何度もいいますが、駿台の季節講習が一番いいです。
4日間でかなり力がつくことでしょう。
その辺の詳しい説明はこちらにあります。
あと、全部は網羅できませんが、できる限り私も動画内で解説するつもりです。
そちらもよろしくお願いします。