別に駿台で働いているわけではありませんが、浪人をするならなおさら予備校は駿台一択のような気がします。
東工大のようなレベルに微積の物理は必要不可欠です。
英語
ありません。
単語帳と文法の問題集、過去問で十分です。
過去問は東工大、共通テストと併願で受ける私立のものを用意すれば分量としては十分でしょう。
数学
夏・冬期講習 東工大数学
これは非常によい講座です。
過去問が掲載されたテキストを使って授業をしていくのですが、問題が本番ではがんばって解いてほしいちょうどいいレベルなんです。
この2冊のテキストをよくよく復習すればかなり力がつくでしょう。
直前講習はとらなくていいです。
物理
夏・冬・直前 東工大物理
これは絶対にとってください。
講師はO先生をおすすめします。
テキストが非常によいです。
基本的に東工大の過去問を題材として授業を展開していきますが、基礎からどのようなステップで東工大レベルの問題にアプローチしていくかというところがよくわかると思います。
物理の上級者が問題を解くときの不文律がよくわかるでしょう。
これをよくよくよーく復習してください。
相当力が付きます。
自分は秋以降の駿台全国模試で物理に関しては時間内に間に合って解けた問題はほぼすべて正解でした。
偏差値は70を超えました。
そのレベルまでいけます。
受講の際は以前私が推奨していたようのA4の白紙のノートを準備するとよいと思います。
その記事はこちら↓
なお、この講座に限らず、駿台の物理では微積分を用いることが多いです。
私は、東工大受験生は微積の物理を必ずマスターしておいたほうがいいと考えていますが、詳しい話は長くなるので以下の記事にかいておきます。
化学
夏・冬期講習 東工大化学
これもとっておくとよいでしょう。
テキストが非常に良いです。
昔の分の青本の解説が15年分もらえます。
講義問題のレベルは、近年の東工大化学のレベルからするとやや難くらい、つまり解けると有利といったレベルです。
化学で100点を取りたいと考えているのならば、ぜひ受講しましょう。
直前講習は難しすぎるので取らなくてよいです。
夏期講習 化学特講Ⅰ
伝統的な人気講座ですね。
おすすめはM先生です。
東工大化学はそこそこ計算問題が出題されるのでここで理論とそれに基づいた計算法を習得しておきましょう。
M先生はプリントを配ってくれます。(たぶん)
そのプリント、入試直前まで使えますよ。
大切にしましょう。
他の特講は東工大化学を受講するのならば、キャパオーバーになるので取らなくてもよいでしょう。
日本史
冬期講習 冬の共通テスト日本史B
これいいですよ。
4日間で古代、中世、近世、近現代の問題演習が行われ、その場で採点され、その結果で正答率が低い問題を中心に解説していきます。
問題のレベルは本番レベルです。
8割以上は目指しましょう。
頻出の部分を広く拾っていますので、直前の確認にはもってこいです。
これで最後の仕上げとしましょう。
いかがだったでしょうか。
感じた方もいらっしゃるかもしれませんが、そこまで多くはないです。
結局「勉強」というものは、受動的に授業をうけるよりも、自分で問題に向き合って、その解法を必死で調べて、実際に手を動かす、これ以外にはないと思います。(私は)
自分の勉強時間がなくなったということにならないように、講座のとりすぎにはくれぐれも注意しましょう。
東工大受験生向けの記事はこちらにまとめてあります。