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【楽単はどれだ】東工大1年の授業情報まとめ


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東工大1年全般的な話はこちら

 

moratorium1369.hatenablog.com

 

結構力入れて書きました。

たぶん、これみればだいたいのことは乗り切れます。

 

試験対策などはこちら↓

 

東工大100番台 カテゴリーの記事一覧 - もっさん日誌 (hatenablog.com)

 

この科目も書いてくれというものがありましたら、コメントとかで言ってください。

 

 

まず、新入生の皆さんは100番台の授業しかとれません。

その中から必修、選択をうまく時間割にあてはめながらとっていくことになります。

また、特定の科目はクラスまで決定されています。

詳細は入学前に受け取った紙に書いてあると思います。

基本的にはそのクラスで履修をしていくことになり、それは時間割がある程度決まっているということを意味します。

 

 

前期

必修

全部とらなくてはなりません。

カレンダーアプリみたいなものを利用している人は、まずこれらの科目を時間割の中に埋め込みましょう。

どの科目が何曜日の何限かはここに全部あります。

www.titech.ac.jp

 

どうせ履修するので選択肢は一つしかありませんが、以下で軽く説明しときます。

 

英語

英語の資格みたいなものをもっていて免除になる人以外はみんなとります。

第一、第二はユニット単位で授業を受けます。

教科書に沿ってやるクラスがほとんどでしょう。

東工大入試はあんな感じですが、授業のほうは別に難しくはないので、気楽に受けましょう。

ただ、週に一度しか授業はないので、これで英語力がつくかといわれると維持するのが精いっぱいといった感じです。

 

数学

微積と線形をやります。

数学は4つのクオーターで交互に2つずつやります。

この授業は変則的で、週に3回ありますが、講義と演習であわせて2単位となっています。

第一は必修ですから、内容もそれほど難しくはないです。

 

力学

受験で微積の物理にある程度触れてきた人はあまり戸惑うことはないでしょう。

式をいじった定量的な議論をします。

ここからは該当者だけ読んでください。

いちばん難しい教員いますよね。

自分はそれにあたりました。

実際、授業内容はかなりハイレベルで、半分くらいしか理解できていません。

ただ、まじめに課題を出していれば90点くらいはもらえます。

課題も大変難しいですが、なんとか食らいついて成績を稼ぎましょう。

ちなみに、油断すると一瞬で単位を落とします。

物理学演習もセットでとりましょう。

とらない人はまずいません。

 

化学

前期は有機と無機をやります。

有機はかなり高校範囲を超えたことをやります。

なめてると途中からマジでついていけなくなります。

予習復習は計画的に。

一方、無機のほうは高校時代に少し発展的な内容をやった人なら少し楽かもしれません。

 

生命

高校生物をもう一度やる感じです。

教員側も我々が生物にブランクがあることをわかっているのか、最初から丁寧に説明してくれます。

まじめに授業をきけばそれで十分です。

生命理工の人は知りませんが、たぶん必修になっていると思います。

 

文系

まず、1Qで立志プロジェクトをやります。

講演のようなものをきいて、それについて話し合い、レポートをかくというものです。

臆せずどんどん発言しましょう。

いろんな意見がきけて面白いと思います。

読書の課題は早めに片付けましょう。

立志は合否科目です。

2Q以降は選択必修となります。

人文、社会科学、融合の3分野からそれぞれ1つずつ授業を履修します。

興味のあるものを選びましょう。

点数はしりませんが、単位はきます。

 

せっかくですから、私がとったものについて軽く触れましょう。

私は、統計学、法学(憲法)、哲学をとりました。

なんでこれにしたかといいますと、単純に面白そうだからです。

という理由で履修登録をして、後から統計と憲法はかなりハードだということを知ったときは冷や汗をかきましたね。

やっちまったかなと。

でも、結局授業は面白かったし、点もかなりもらえました。

どの教科でも同じですが、興味のあるものをとれば、積極的に勉強するので結果として多少ハードでも点はもらえるんですよね。

 

具体的になにを勉強するかですが、まず統計はデータの扱い方みたいなことをやります。

世の中には様々なデータがありますが、それがどれだけ有効なものかといったことを考えます。

これは結構重要なことだと思います。

データは嘘はつきませんが、必ずしも真実を提示するわけではありません。

それを見抜く力をほんの少しだけ身につけます。

 

続いて、憲法です。

憲法はかなりハードでした。

まず、私は興味はありましたが知識はありませんでした。

ですから、若干ですがマイナスからのスタートでした。

この講義では、実際の裁判ではどういったことをやっているのかを学びます。

最終レポートでは、ある事例について自分で違憲か合憲かを判断します。

その判断の基準を講義で学ぶのですが、憲法がどうとかじゃなく法律の要件とかそういうことが分かっていなかったのでそこから勉強しました。

たとえば「職務質問」ってありますけど、あれって断っていいんでしたっけ?

こういうレベルの人間が履修したんです。

なので、毎回の小課題は割と苦戦しました。

ただ、理論が難しいものはわりときっちりとしているので一度理解すると芋づる式に他も理解できますから、自信がなくても興味があるのならばどんどんチャレンジしていいと思います。

 

最後に哲学です。

結果として哲学は苦手でした。

かなりぼんやりとした分野だと感じました。

「○○とはそもそもなんなんだ」みたいなことをひたすら考えるんですが、答えがでてきません。(だから哲学であり、それが面白いところなんでしょうが)

なにかよさげな回答、説を出してもやっぱり不完全で反論が来ます。

数学で言うと場合分けが永遠と続く感じです。

「この説だとここは抑えているが、こっちは少し難がある…じゃあ、少し修正を加えよう…でも、また綻びが…」

これをひたすらやる知的体力は自分にはありませんでした。

やっていることは面白いのですが、こういうのはそういう意見があるんだなくらいがちょうどいいと感じました。

興味がある人は取ってみるといいと思います。

もしかしたらあなたは私と違って得意かもしれませんよ。

 

こんな感じです。

ちなみに、簡単に90点が取れる科目もあります。

ただ、簡単な知識しかつかない気がします。

苦労して勉強したほうが身につくと思いますよ。

 

選択

必修の空きコマに開講されていれば、なにをとってもいいのですが、ここでは私が履修したものを中心に紹介します。

自分は、そこまでたくさん履修していたほうではないです。

めんどくさそうなのは全部選択肢から排除したので、いい言い方をすれば洗練されています。

ここにかいていなくても当たりはあるかもしれませんので、そういうのはここ以外でも調べときましょう。

 

英語系

自分はとらなかったです。

ただ、単位数を稼ぐ目的でとるのはありです。

それなりの点数は来るという話をききました。

ただ、めんどいともききました。

 

ウェルネス系

健康科学概論、演習はとりましょう。

そこそこ課題がでますが、点はきます。

あと、ふつうにためになります。

そのほかは実習になります。

実習とは早い話が体育です。

いくつかある種目からすきなものを選びます。

人数が多すぎると抽選になりますが、そしたら別の時間帯にいったり、他の種目にすればいいだけです。

ウェルネス実習として開講されていなくても、申告専用というものがありますので、そこで履修登録をすればいいだけなので大丈夫です。

あと、要注意なのが、この実習はクオーターでとっただけでは0.5単位にしかならないことです。

学年が上がる前に1単位にしないと不可として成績で不利になります。

100番台ではウェルネス実習と生涯ウェルネス実習しかとれません。

要は4回しか履修できないということです。

そこも注意しましょう。

実習はとにかく出席することが大事です。

出席さえすれば点はきますし、欠席すると点は大幅に引かれるそうです。

詳しくはこちら

www.wn.ila.titech.ac.jp

 

実験系

物理実験はおすすめです。

そこまで重くもないので。

ところが、化学のほうはそこそこ課題が重いらしいです。

そういう話をきいていたので自分は物理だけとりました。

ただ、単位に余裕があるのなら履修してよい気がします。

点も割とくるっていう話です。

生命の実験もあるそうですが、これに関しては一切わかりません。

 

情報リテラシ

これはおすすめです。

第一はほぼ必修みたいなもんです。

ネットリテラシみたいなものを学びます。

第二はTeXやPowerPointの使い方を学びます。

役に立つのでとりましょう。

第二のほうが課題は少し重めかもしれませんが、大したものではありません。

 

講演系

科学・技術の最前線はおすすめです。

合否科目ですが、話を聞いて毎回出される課題をだせば単位がきます。

話もそこそこ面白いです。

環境安全論もおすすめです。

これは点数がつきますが、小テストに回答し、最後に簡単な試験をうければそこそこの点がきます。

 

学院系

学院リテラシとか専門基礎みたいなやつは、まあとりましょう。

点は普通です。

創造プロセスもとりましょう。

そこそこ楽しめて点ももらえます。

 

図学

建築の人は必修です。

1年でフル単でとらないと留年確定です。

建築志望でなくても履修はできます。

 

後期

後期になると、わりと履修に関して自由度が増します。

単位数をそこまで必要としないのならば、余裕もでてくるでしょう。

自分はここで教習所に通い始めました。

前期と内容がかぶっているものは省略します。

 

必修

前期と比べて大幅に減ります。

 

英語

第三と第四です。

事前にLSかRWを選び、それをもとにクラスが割り振られます。

たぶんどっちも大差ないです。

ちゃんと出席しましょう。

 

電磁気

電磁気をやります。

ちゃんと勉強すればいいのですが、力学よりは大変かもしれません。

自分は電磁気がいちばん成績悪いです。

苦手意識はないのですが、法則とかを覚えなくてはならないので、それがきつかったです。

演習のほうもとりましょう。

 

化学

量子化学と熱力学をやります。

どちらもなかなか理論が難しいですが、慣れてしまえばわりと理解できます。

教科書やノートをよく読みましょう。

 

選択

後期は選択が増えると思いますが、実際にはみんなとる「準必修」みたいな科目がほとんどです。

進む学院・系によってはとらなくてはならないものもあるそうですから、確認しておきましょう。

選択を減らせば自由時間が増えますが、教養科目なのに単位を削るのが果たして好手なのかはわかりません。

 

数学

微積と線形の第二があります。

第一と違い、演習とは別です。

つまり、演習まで履修すれば3単位分になります。

演習をとらないという選択肢もありますが、第二は抽象的な話が増えてきますから、よほど数学が得意ということでないのなら、演習をとらないとマジでなにいってるかわからないと思います。

ですから、演習もとりましょう。

 

コンピュータサイエンス

第一はプログラミングの基本をやります。

第二は理論チックなところをやります。

プログラミングが得意な知り合いや友達が周りにいると教えてもらえるので楽です。

自分でも腕がある人は余裕だと思います。

初心者はエラーばっかで心が折れますが、がんばりましょう。

 

まとめ

こんな感じで紹介してきましたが、自分は取得単位数としてはそこまで多くないです。

52限界までとってGPTを上げるのもいいですが、めんどくさいしそれに魅力を感じなかったのでこういう結果になっています。

(ちなみに、やっぱ上限まで取っておくべきだったなと後悔しています。)

成績ですが、課題を全部だせば単位はきます。

要はふざけなければいいのです。

課題をちゃんと仕上げて全部提出するために、時として睡眠を削る事態になってしまうかもしれませんが、しゃーなしそれも大学生の仕事だと思いましょう。

細かい試験対策みたいなものは後日更新しときます。しました。一番上にあります。


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