全体的な学習計画
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近年の難易度をみても、最も点を稼ぎやすい科目と言えるでしょう。
合格を狙うのであれば100点は死守しなければなりません。
基礎
基礎が固まっていない人はあの問題の難易度でもおそらく半分くらいしか解けないのではないでしょうか。
勝手な解釈ですが、ここ数年大きく難易度を落としているのは、「超難問を時間をかけて解く力よりも、基礎的なことをしっかり時間内で処理できる力を要求している」という大学からのメッセージだと思っています。
昔、東工大の化学は30点取れれば十分なんていわれていましたが、いま30点だったらまあ落ちますよね。
というわけで、基礎を徹底的に固めましょう。
具体的には、セミナーか重要問題集をやるということです。
セミナー化学は基礎的な知識を固めるのに最適です。
発展問題まで解きましょう。
で、東工大のことだけを考えるのならばこれだけで十分なのですが、どうせ早慶とか理科大を受けますよね。
なので、これらの大学を受験する人は重要問題集でもいいです。
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重要問題集をやれば早慶にも対応できるでしょう。
また、近年の東工大でも数問重要問題集レベルの計算問題などが出題されています。
ここまでやればバッチリです。
そして、参考書ですがこれがいいと思います。
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これで基本的なことは理解できます。
教科書とこの三冊で東工大レベルは十分です。
ただ、早慶まで考えているのならばこれも持っておいていいと思います。
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この本は受験の参考書でトップクラスに分厚いです。
教科書で調べても出てこなかった物質や反応をこれで調べるといった辞書的な使い方でいいんじゃないでしょうか。
正直、これにも載っていないことが出題されることもあるにはあります。
ただ、それはもういいです。
そんな細かすぎる知識を完璧にすることが受験ではありませんから。
過去問
2014年以降の東工大の過去問をやりましょう。
それ以前は難しすぎて、やる意味がありません。
時間の無駄です。
そして、意外とセンターの過去問が役に立ちます。
要求される知識としては、センターの少し上が東工大なのでちょうどいいです。
過去問は2周やりましょう。
それでも時間が余ったら理科大や早慶の過去問に手を出せばいいと思います。
模試
標準レベルの模試をきっちり解けるようになれば十分です。
計算問題を確実に解き切る力をつけておきましょう。
東工大は計算問題でミスをしたら一瞬で10点が吹っ飛びますから。
東工大模試もありますが、ちょっと難しすぎる気がします。
75点の半分が取れればいいんじゃないですか。
まとめ
何度も言いますが、このレベルの大学にしては相当簡単な問題ばかり出題されるのが近年の東工大です。
したがって、1問を落とした時のダメージは結構大きいです。
そういう意味では別の難しさがあるとも言えますね。
解ける問題を死守するという力が要求されるので、余計なことは考えずに、基礎的な知識を完璧に固めることに全力を注ぎましょう。
本番では100点はとりましょう。
中には150点の満点を取った人もチラホラいますから、得意な人はそこを目指してもいいと思います。