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先日、信じられない話を知りました。
なんてことするんだ…
そう思いましたが、少子化の影響とかなんですかね。
受験生にとってはかなり厳しい時代になってしまったと思います。
駿台も河合も東工大模試は本番とは別物になっているので、なくなっても過去問で対策をすればいいだけと言えばそうなりますが、ああいう本番に近い集団で現時点での学力、受験力を勝負するという機会は貴重ですから、それが失われたのは寂しいですね。
まあ、個人の感想はもういいので、さっさと本題に入りましょう。
何度も言っていますが、模試で大事なのは順位です。
定員が100の学部なら、50以内を目指しましょう。
もし50以内にいるのなら、たとえCやDでも問題ないです。
だって、あなたは上位なのだから。
入試はどんな点であろうと上位の人が合格するんです。
判定のアルファベットは偏差値で出していますから、少し違いますよね。
そういうことです。
なので、タイトルについての回答としては「順位がいいならEでもいい」ということになります。
とはいいますけど、Eなんてどうせロクな順位じゃないですから、かなり厳しいでしょうね。
そして、私は浪人したときなかなかBからAに行けず悩んでいましたが、なんでそうなるかは明らかです。
あなたが勉強しても、あなた以外もまた勉強しているので、結局その差は縮まらないということです。
現状の差をひっくり返すのは相当なことですよ。
逆転合格とか言いますけど、あんなのほぼ奇跡です。
よほどの事情がない限りそうはなりません。
Eでもいけるとか言われますが、無視しましょう。
後悔する可能性が高いです。
一応言いますけど、Aでも余裕で落ちます。
模試と本番は違いますから。
模試は東工大模試であろうと、結局模試です。
典型問題みたいなのを出しているので、参考書を仕上げておけば点は取れるんです。
ところが、入試は過去問研究が仕上がっていないと厳しいです。
ここが落とし穴だと思います。
受験勉強はやらなければならないことが決まっているので、勉強の才能がある人ではないのなら、それをやらなかったら落ちます。
すげえ気持ち悪い誘導みたいになりましたが、こんなのも書いているので参考にしてください。
ここで終わってもいいのですが、さすがに突き放しすぎだと思ったので、ここからどうやったら持ち直せるかを書いておきます。
結局、模試でもなんでも"解けない"、"手が止まる"という人は基礎が緩いんです。
東工大模試なら、300点に到達していない人はこれだと思います。
周りが難しい問題集とかに手を出しているのをみたりすると、自分もそれやらなきゃいけないのかなとか変なこと考えだすんですよね。
すごくわかります。
でも、そこが勝負の分かれ目です。
自分と向き合い続けて、基礎を徹底し続ける、一冊を極めることができた人は、最後に伸びる可能性が大いにあります。
錯乱しないで自分を信じ続けてください。
その強い精神力も受験には必要です。
健闘を祈ります。