全体的な学習計画
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私も決して英語は得意ではありません。
ただ、本番ではそれなりにとれたのでどうにかなるってことの証明はできたと思います。
半分の75点がとれれば他でなんとかできます。
そのラインを目指す勉強法を考えていきましょう。
基礎
しつこいようですが、英語も基礎が重要です。
英語の基礎は、単語と文法です。
では、細かく解説していきます。
単語
なにはともあれ単語です。
単語が分からないとさすがに何もわからないです。
ポイントはどのレベルかということですが、実はセンター、共通テストレベルで足りるんですよね。
東工大の長文、めちゃくちゃ長いし、内容もなんか小難しいし、単語も専門的だったりしてすごくハードルが高いように感じますよね。
わかります。
じゃあってことで鉄壁とかに手を出して破滅する。
これは何としても避けなければなりません。
過去問研究するとよくわかりますが、問いに答えるのにそこまで高度な単語は必要ないんです。
逆にいうと、そんな難しい単語を覚えても別に得点はあがらないよってことです。
帰国子女で英検1級もってますみたいな人は知りませんが、私のように別に英語が得意でもない、どちらかというと苦手みたいな人はそもそも英語の勉強なんかしたくないじゃないですか。
そりゃあ、知らない単語は少ないに越したことはないですけども。
大して旨味のない勉強はやめましょう。
というわけでおすすめの単語帳ですがまずはこちら
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速単ですね。
自分はこれの1個前のバージョンをやっていました。
軽い読解みたいなのがありますけど、無視でいいです。
単語を丸暗記しましょう。
これのいいところは、共通テストレベルであることとアプリで学習が進められるところです。
変な話、自分はこの単語帳すらいらなかったです。
だって、全部アプリでやったから。
結局ほぼこの本は単語帳としては開かなかったです。
この単語は知らなきゃいけないのかなという索引的な使い方をしていました。
レベルも共通テストレベルなので、ちょうどいいです。
ただ、噂でmikanのアプリがもうなくなったということですから、そうなるとターゲットのアプリとかで代用(できてんのかな…)っていうことになりますかね。
もちろん人にもよりますが、個人的にはアプリでガーっと一気に学習してしまうのは結構おすすめです。
ただ、索引という使い方をするのならこれもおすすめ
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知らない人はいないシス単です。
これもいい単語帳ですね。
浪人生の時はこっちで基本的な単語を「復習」していました。
現役でほぼ覚えていたからかもしれませんか、かなりサクサク勉強できた記憶があります。
これはレベルごとに章分けがなされているので、その単語がどのレベルかというのがよくわかりますから、私大対策のときに結構役に立ちます。
というのも、東工大は共通テストレベルの単語で十分ですが、早慶(特に慶應)はこのシス単でいうとパート3のところまで要求されるらしく、他にもこういうことが起こりうるので、こういう幅広くカバーした単語帳は一冊あっていいかと思います。
ただ、やっぱり個人的には単語を単純に数覚えるときはアプリがいいかな…
そんなわけで、私的最強は「アプリで一気に覚えて、シス単でブラッシュアップ+索引」ですね。
アプリはmikanが本当に終わっているのなら、別のを探しましょう。
文法
これも重要です。
「東工大は文法なんて出ないぞエアプ乙」とか言われそうですが、こういうことを言っている人は受験エアプです。
お疲れさまでした。
英文読解、和文英訳、英文和訳、どこをとっても文法の知識がめちゃめちゃ重要です。
だいたい、文法がわからないのにどうやって文構造を取るんですか。
その単語がどの品詞かで訳は大きく変わります。
重要なイディオムかもしれません。
そういったものを見抜くためにも、たとえ独立した文法問題がなくても文法は固めましょう。
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というわけでおすすめの本です。
他にもこれと同じようなネクステージみたいなやつがあります。
それでもかまいません。
文法、語法を中心にがんばって覚えましょう。
英語は結局暗記です。
というか受験は暗記です。
それがわかっていない人は全然だめです。
読解
読解力は結局長文を読まないとだめです。
じゃあ、どこで読むんだということですが、過去問なんですよね。
あと模試です。
ポレポレだっけかよくわかりませんけど、そういう読解の演習書はいりません。
あとでまとめます。
模試
模試が非常に重要です。
標準的なレベルの模試を受けると、自分の知識の抜けがよくわかります。
そして、読解力を試すいい機会になります。
標準的な模試だと、題材の文章は違いますけど問題のレベルは東工大とわりと近かったりします。
東工大の問題は聞かれていることはわりと単純なんですよね。
なので、そのレベルの文章はきっちり読み切れるようにしましょう。
できないのなら、復習です。
たぶん、読解ができない人は単語と文法が抜けています。
模試で客観的に評価されるとそれがよくわかるでしょう。
過去問
結局これですよね。
共通テストの過去問、私立の過去問、そして東工大の過去問がありますから、使い分けましょう。
東工大
ある程度、基礎知識がついたら読めなくてもいいので読んでみましょう。
どうせ最初は全然読めません。
というか最後まで読めません。
辞書使って構いません。
ゆっくりでいいので読みましょう。
そして、問題を解いてみてください。
そうすると気づくと思いますが、別に全部読めなくても必要な部分さえ読めていれば問いにはなんとか答えられることが分かります。
そして、その必要な部分ですが、その部分はそこまで難解な知識を必要としないんですよね。
これが過去問研究の成果です。
「おいおい、難解な知識が必要とされるところもあるぞ」
たしかに、見たこともないような熟語が下線部に含まれていることもあります。
でも、それはみんな知りません。
じゃあ、適当に訳しておけばいいじゃないですか。
あんだけ長い文章なんですよ。
その語句の意味を推測するヒントがないなんてことはないです。
そして、記号問題ですが、これは1個1個選択肢と本文を見比べるしかありません。
選択肢と似たようなことを言っている文があります。
それをみつけて吟味する、これだけです。
これも研究していくと、見つけ方がわかってきます。
誤答の作り方とかもなんとなくわかってきます。
センター国語みたいなもんです。
そういったことを研究してください。
で、必要なところを読まなければならないのですが、そのときに文構造をとらないといけなくなります。
ここで過去問の解答解説がいきます。
あれを見ながらどうやって構造をとっていくのかを勉強しましょう。
これをやるとわかりますが、結局文法が固まっているとここは主節だなとか、これはここにかかっているんだなとかわかります。
だから、読解の本は特にいらないよと言ったんです。
こういったことは研究しないとわかりません。
だから、受験勉強は過去問が大切なんです。
基本的な知識を身につけたらまずは過去問。
これは英語以外でも同じです。
そこから、必要な対策を考えていくというのが正しい受験勉強なんです。
しつこいですけど、過去問は10年を2周ですよ。
共通テスト
2021年実施のものは、ものすごい分量だったとかききました。
ただ、センターのほうはまだマシなので、それも使いながら形式慣れをしましょう。
ただ、英文のレベルも問いも東工大とは違いすぎるので、東工大対策にはなりません。
共通テストの英語ですが、最低でも160はほしいです。
大丈夫です。
ちゃんと対策しておけばそんくらいとれますよ。
センターの直前期にしっかりやりこみましょう。
私大
まず、読解練習として最適なのは理科大です。
英文がちょうど読みやすいかと思います。
多少知識問題が含まれたりしますが、そこにはこだわらなくてもいいです。
ぶっちゃけ、数問しかないのでそこ捨てても他で取れば合格はできます。
次に早慶ですが、これはかなり難しいです。
問いのレベルもかなり高いです。
年にもよりますが、マジで何言ってんのかわかんないときもあります。
もちろん読みやすい年もあります。
記号問題の対策としてはこのレベルをやっておけば十分すぎるでしょう。
早慶を3年くらいやればいいんじゃないですか。
受けない人は理科大3年でいいです。
自分の受ける私大の中でいちばん高いところをやればいいと思います。
まとめ
結局、今回も基礎と過去問でしたね。
それがわかってもらえたら十分です。
東工大にはものすごい英語ができる人がたまにいます。
そういう人は英語でも100点以上取ってくるのかもしれませんが、私みたいな凡人はまずは半分の75点を目指すといったかたちでやっていきましょう。
健闘を祈ります。