最近このことをすごく感じるのですが、うちの大学の学生(もちろん教員も)はこの能力が非常に高いと思います。
「自分は理屈でものを考えられる人間だ」なんて言っている人がいますが、そういうことじゃないです。
だいたい、よっぽど苦手というわけじゃないのなら、論理的に考えることなんて誰にもできます。
人狼ゲームが得意とかそんなレベルではありません。
何かの事象や主張に対して、別の角度からそれを斬って批判したり、他の既存の主張などから考えて矛盾を指摘するなど、こんな感じでうまく言えませんが多角的な視野を持っているからこそできることです。
その着眼点はなかったという感じでしょうか。
私には到底真似できません。
これができると何がいいのかというと、議論が広がり、深みが出るんですね。
その辺のちょっと賢い中学生でも考えられるような主張は一見すると筋が通っていてそれっぽく聞こえてきますが、鋭い突っこみによって化けの皮がはがれます。
論理が弱いんですね。
だから崩れる。
でも、よくよく議論された論理、主張は強いです。
いろいろな方向からの疑問、反論に対応できます。
我々大学生もレポートをかくときなど、こういった点を意識する必要があり、その能力を磨いていきたいと思いました。
と、そんなことを感じた前期ももうすぐ終わり。
試験と大量の最終レポートを書き上げれば夏休みです。
オリンピック前から夏休みなんていうところもありましたが、東工大は普通にあります。
ただ、ニュースを見るくらいはしています。
自分としては、卓球のミックスダブルスで金メダルを取ったことが嬉しいですね。
あと、野球もメンバーやスタメンに賛否両論ありつつもここまで勝っているようなので、ぜひ金をめざして頑張ってほしいものです。
今回はこんなところで。