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たまにものすごい難易度の年がありますが、基本的にはしっかり対策することで100点くらいは狙える科目です。
基本的な物理法則を正しく理解することが合格への近道といえるでしょう。
基礎
何をいっても基礎です。
東工大合格を考えるのであれば、小手先の解法暗記では全く通用しません。
まず、いろんな物理法則があると思いますが、それがどういう意味なのかをちゃんと理解しましょう。
そのあとに使い方です。
使い方ばっかり覚える人がいますが、それだとせいぜい共通テストにしか太刀打ちできません。
運動量とエネルギーの違いはちゃんとわかっていますか?
ポアソンの公式はなんで成り立つかわかっていますか?
入試本番までにはどうせ覚えることになるのですが、きっちり一つずつ理解しておかないと、試験中に「手が止まる」んですよ。
ちゃんと勉強していた人は、使う物理法則がわかっているので、手が止まらない。
模試でその状態に自分が近づけているかをチェックするといった感じですかね。
ところで、高校では微積分を使わないで授業をして、「これはこういうもんだ」みたいな天下り的な授業が展開されているかと思います。
たしかに、高校物理では微積分は使用しないのが当然なのですが、東工大入試では微積分が使えない人は「不利になる」ということを認識しておいてください。
おかしいと思うかもしれませんが、そういうものなので受け入れるしかありません。
使用する参考書としてはまずは重要問題集ですかね。
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これで基本的な部分を完璧にしてください。
重要問題集を完璧にすれば普通の模試で偏差値60は余裕でとれます。
とれないということは穴があるということなので、反省しましょう。
微積分の物理
で、問題はここなんですが、たぶん本を読んでも理解できないと思います。
ということで、ここは予備校を頼りましょう。
できれば、O先生がいいです。
詳しいことはここにかきました。
これで、相当力が付きます。
しかも、この講座のテキストは本当に質がいいんです。
東工大の過去問が市場には出回っていない分まで掲載されています。
ということで、重要問題集が終わったらこのテキストを完璧にしましょう。
重要問題集で広くカバーし、このテキストで東工大頻出のパターン、アプローチなどを習得するといった感じです。
過去問
駿台の東工大物理を受講しても、掲載されている過去問は結構古い10年以上前のものです。
なので、最新のものは自分でやる必要があります。
青本を買いましょう。
どうしても入手できなかったという場合を除き、10年分用意してください。
それで研究をしてください。
なかには2016年のようにかなり難しい問題もありますが、そういうのは本番でも解かなくていいので、解かなくてはいけない問題を深く研究することが重要です。
2周すればおkです。
模試
模試は東工大模試がメインだと思います。
なんか、東工大実践がなくなるみたいな噂を聞きましたが、なんてことするんだという感じです。
まあ、最悪なくなってもいいんですけどね。
さっきの講習のテキストをやれば十分ですから。
模試はできなかったところを確認する程度でいいです。
東工大実践にしろ、オープンにしろ難しすぎるので、直前期でも苦戦すると思いますよ。
「ああ、この式をたてるのかー」くらいで終わりにしてさっさと講習のテキストに戻りましょう。
ところで
研究ってなんだよと思った方がいらっしゃると思います。
研究っていうのは研究です。
その問題は何を問うているのか、どういう解き方がよかったのか、別解はあるのか、保存則と時間追跡の両方で解いてみたらどうなるのか、グラフはどうなるのか…など研究することはいくらでもあります。
青本を片手にじっくりと時間をかけて研究しましょう。
かなり骨が折れますが、直前の直前までかかってもこれをやったほうがいいと思います。
演習より研究のほうが力が付きます。
解きなおしと研究のときに過去問が最も輝くといっても過言ではないでしょう。
まとめ
物理は超難化しない限り得点源です。
本質的な理解をしている受験生は、余裕で120くらいとってくるんじゃないでしょうか。
そのレベルを目指しましょう。
健闘を祈ります。